新幹線の過ごし方

 

先日、珍しく会社で出張に行った。

 

出張先は名古屋。東京からは新幹線に乗ると1時間40分くらいの距離だ。

 

 

行きは仕事の予習でバタバタと過ごし、帰りである。

 

 

座席は自由席だったので、列に並んで席に座る。

 

今は珍しいドレッドヘアーの青年の後ろに。席が最初から後ろに倒されており、窮屈さを感じる。

 

ちらっと見ると、グダッと足を広げている。まぁ、座れたのだからぜいたくは言わない。

 

 

と、座ったところで、長い時間をどのように過ごすのか、何も考えていなかったことに気づいた。

 

 

さて、どうしようか。

 

 

ここは、次回に向けての勉強と思い、皆がどういう時間の過ごし方をしているかを見て過ごすことにした。

 

 

 

まず多かったのは何もせずに休む人。

 

これは分かりやすい。金曜日の夜だ。疲れていない方がどうかしている。

 

 

次にビールを飲む人。

 

回ってくる販売員に注文して飲む。私は飲めないが、おいしいのだろうな。これは良い過ごし方だと思った。

 

一方で弁当などを食べる人はほとんどいなかった。 

私のように帰りの時間が読めなかった人が、弁当を買う暇もなく乗り込んだからか。家で帰ってからなど別で食べる人もいるのだろう。

 

 

次に読書をする人。これは散見された。

 

現代人は忙しく、いつもはなかなか時間が取れないだろう。良い過ごし方だと思った。

うん、うんと頷きながら読んでいる人がいて、幸せな時間を過ごしているのだなと感じられた。

 

 

意外だったのが、スマホを操作している人があまりいないこと。

 

電車の中ではとても多くの人が行なっているのに、どういうことだろうか。

 

 

ふと見ると、携帯の代わりにiPadなどの端末で映像を見ている人が多かった。

洋画だったり、テレビの録画(だと思う)だったり、大きな画面で各自が好きな映像を見ている。

 

 

私はすごいな、と素直に思った。

 

みな忙しい中、工夫して生きているのだ。

 

 

このような長い時間で、その時に何をするのが楽しいのか、それぞれが考えて準備をしている。

 

 

何も準備ができていなかった自分がもどかしい。

 

 

この中で、何も考えていなかったのは、私と、あのグダッとしているドレッドの青年くらいではないかー。

 

 

と思って、ちらりと見ると、その方の前には最新版のiPadが。ヘッドフォンを接続し、映画を満喫している。

 

 

席を後ろに倒していたのは、決してリラックスするためだけではない。

 

 

画面とちょうど良い距離を取り、快適な時間を過ごすためだったのか!