正月

 

今年の正月は一人で迎えることになった。

年末からひいていた風邪で、家族や親戚と過ごせないためだ。

 

 

正月に一人と言うと、ネガティブに感じる方もいると思うが、自分はそうは感じない。

 

だが、今回は過ごしてみると憂鬱な気分であった。

 

体調が悪いため何かをして過ごすことができない。そうして目を閉じると、何もかもがうまく行かない、誰も助けてくれないなどと嫌な思いばかりがよぎるのであった。

 

滅多に感じない寂しさが募っていく。もうすぐ年始だというのにこの気分はどうか。

 

 

そんな時であった。実家の両親から連絡があった。

 

一人でいるのであれば、おせちを持ってきてくれるとのことであった。普段あまり顔を合わせることがないが、風邪と聞いて息子のことが気になったらしい。

 

そういえば、親はいつまでも子供が気になるものだと以前に言っていた。昔からこれという用事もないのに電話がある。

 

 

翌朝、果たしておせちを持った両親がやってきた。車で1時間半の道のり。混雑がなかったのが幸いだ。

 

 

長居はしなかったが世間話をし「心配である」という言葉を残して去っていった。面と向かって言われると少し気恥ずかしい。

 

 

そして今、体調は回復傾向にあり、仕事を再開した。

 

気を取り直して、今年もよい一年を過ごしたいものだ。

 

 

最後に。両親よいつもありがとう。

おせちも、ごちそうさまでした。