自分探しに海外旅行へ行く人が多いと聞いた。
聞いたと言っても一昔前だし、近ごろは海外旅行に行く若者も減っているのでガセかもしれない。
とはいえ興味があるので、そこに因果関係があるか検証してみたいと思う。
まず、自分探しを定義しないと始まらない。
ここでは「①自分の価値観を見つめた上で、②これからやることを見つけること」としよう。
①を行うためには「自分の好きなことを振り返り、そこから自分の価値観を考えること」が必要だ。
それに必要なのは紙とペンと、落ち着いたスペースであろう。
そもそも自分の好きなことがなくて、それを見つけるために海外旅行に行くという可能性も考えられるが、日本で見つからない人が海外で見つかることはないだろう。
日本で収まりきらない規格外の人物であれば話は別かもしれないが、そんな人はこのブログを読まない。
よって、①の点では海外旅行に行く必然性はない。
次に②を考えるためには世の中をよく知り、視野が広がっていることが重要であろう。
さすがに経験の少ない幼稚園生ではやりたいことも何もあったものではない。というか何でもやってみたい年頃であろう。
話が脱線したが、思うに視野を広げるという意味では海外旅行はありなのではないか。
しかしここで問題がある。
②を行うにも考える時間が必要なのは言うまでもない。
しかし、海外旅行ははっきり言って刺激が強すぎる、というか楽しい。なので海外旅行中に何かを考えるということは不向きなのではないか。
それであれば、もう少し落ち着いて考えられる場所の方が良さそうだ。
また刺激という点でも海外に行かずとも読書や日常とは離れた風景を見たりすることで得ることは可能である。
というか、視野を広げるのと自分探しを同時にすることに無理がないか。
それでとりあえずの結論としては、自分探しをするには海外旅行よりも国内旅行の方が良いのではないか。
特に、一度行った場所であると刺激が多すぎずに日常から離れられていい。
値段も手頃、美味しいものも食べられてよい。
そして、海外旅行はやはり遊びに行くものと考える方が自然な気がするのである。
最後に、自分探しに興味があれば、本サイトの夢を追う手順を参考にするといい。
海外旅行や国内旅行ではない、現実的な方法を記載している。
【この問題に有効なツール】