ビジネス本のトリセツ

このコラムでは、自分がもっと早くに理解できていればよかったと思う知識を発信している。

 

今回はビジネス本を読む際の注意事項について書いてみたい。

ビジネス本を読んだ人はわかると思うが、中に「あーせい、こーせい」と書いてある。

 

しかし、ビジネス本を何冊も読み、そのまま実行しようとするとうまくいかない可能性が高い。

 

 

 

 

例を出そう。これは私の実体験に基づくものだ。

 

ある本では動くのが大事だ、考えるよりまず動けとある。たくさん動く中で成功体験をつかんでいけと。

 

ふむふむ、至極もっともである。

 

ところがある本では、すぐに動くのではなくしっかり考えろとある。一つのことに集中する方が成功しやすいと。

 

こちらも、至極もっともだ。

 

 

思うだろう。どっちなのかと。

 

 

結論を言うと「自分のスタイルを鑑みて、この本の知識をどう取り込むのが良さそうか」ということを考えることが大事である。

 

 

たとえば先の例であれば、「自分はすぐに色々手を出して失敗する傾向があるな、それはそれとしてもう少し事前に考える癖をつけよう。」とか「自分は考えてばかりで実行が足りない。まずは失敗を恐れず、色々とやってみよう」という具合にである。

 

 

・・考えてみれば、当たり前の話だ。絶対に作者もそれはそうだろと思っている。

 

 

しかし、純真な(単純な)人間である私は真に受けて混乱してしまった。

 

残念、無念な話である。こんな話を披露するのは恥ずかしいのであるが、同じ罠にはまる人がいたら確実に避けて欲しいので、あえて筆を取ってみた。

 

 

多くの読者は当たり前だろと思われたことだろう。時間の無駄になったかもしれず、申し訳ない。

 

しかし、そうではない読者、あなたは私と同じ、純真な人である。機会があればこんどお茶でも飲みましょう。