カテゴリ:未知



28日 9月 2014
世界を広げるヒント第39回は生物と無生物のあいだ(福岡伸一著)です。 本書はDNA、遺伝子発見までの生物学の歴史を紹介しながら「体の動的平衡」という一つのテーマについて話が展開していきます。 動的である。逆に言うと、体の平衡状態は静的に保たれているわけではないと著者は説明します。...
06日 7月 2014
世界を広げるヒント第27回は「複雑系」とは何か(吉永良正)です。 まず「複雑系」聞いたことがある人もない人もいるかと思います。 端的に言うと、これまでできる限りシンプルな法則に収斂させようとしてきた科学とは異なり複雑なものを複雑なままに理解しようという科学と言えるかと思います。 ・初期状態の差が大きな差を生む...
18日 5月 2014
世界を広げるヒント、第20回は生物学的文明論(本川達雄著)です。 「ゾウの時間 ネズミの時間」という本をご存知の方は多いのではないでしょうか。 その著者が、生物学者として環境問題など現代の諸問題にどう取り組めばよいかを語っている本です。...
30日 3月 2014
世界を広げるヒント、第14回は「ロビンソンの足あと」です。 ロビンソンとは、無人島で漂流生活を送ったあのロビンソン・クルーソーのことです。 この本は、ロビンソン・クルーソーの足跡を追った日本人、高橋大輔さんの探検記です 著者は作家デフォーの書いた小説上の人物、ロビンソン・クルーソーの、大自然の中で一人生き延びる、その力に憧れていました。...
23日 3月 2014
世界を広げるヒント、第12回目はエントロピーの科学です。 エントロピーという言葉、聞いたことはありますか? 科学の用語ですので、初耳の方も多いかもしれません。 果たして、エントロピーとは何かと言うと・・これが実は説明するのがとても難しい 苦笑 それでも頑張って説明を試みますと。(当たり前ですが・・・)...
02日 2月 2014
連載をはじめて早5回目。今回は趣向を変えて、学問の世界に着目です。 「数学は世界を変える」リリアン・R・リーバー著です。 この本はAmazonで検索して見つけた本ですが、思いがけず、世界を広げることになりました。 この本は単なる数学の本ではありません。 書いてあるのは計算式でも無ければ公式でも無い。...