どうにも仕事がつまらないと思う。
やりたくてやっていたはずなのに・・
そんな悩みがあるとき、原因は2つ考えられる。
①お金のためにやっている
②他人のためにやっている
ここでは①について考えてみたい。
まず起業家は自分のやりたいこととお金を稼ぐことを両立させる必要がある。
美術など作品作りを仕事にしている人もそうだろう。
しかし、自分のやりたいこと 、こだわりを金を理由にねじ曲げる。
これほどつまらないことはない。
だってそうだ。お金が稼げるかなど関係なく、自分はその作品を価値があるものとして作っているのだ。
なぜそれを変えなければならないのか。他人に左右される人生はつまらない。
いやいや、多くの人に受け入れられるものを作ればいいだけと人は言うかもしれないが、作ったものが実際に形に変えることに違いはない。
もっと素晴らしい人ならば「売れないものはない」などと言うだろうが、私はこれを嘘だと信じる。
たとえば自分史を販売などしたところで誰が買うものか。親が買うかもしれないが。
ええい、では私の好きなガッツ星人を分析した本ならどうだ。私が買う。
話が逸れたが、私の結論としては「課題の分離」が必要である。
(アドラーの同用語とは意味が違うが気にしないように。私はこの言葉が使いたかっただけだ)
本当に自分がこだわりたいことと、生きるためにすること(お金を稼ぐこと)は分けて考えるのだ。
前者は人生の成功を生み出し、後者はビジネスの成功を生み出す。そう考えた方が自然で健康的だ。
とは言え、会社員だと前者に割く時間がなかなかない。
起業家も前者がやりたいことにつながっていて、それを大事に思うから起業しているわけなので、なかなか解決が難しい問題ではある。
今のところの私の考えとしては、やることを2つにするのがいいと思っている。
1つはどうしてもこだわりたいことでお金は気にしない。
1つはそこまでこだわりがないが、興味はある分野を選定。ここはお金を稼ぐためのものと割り切る。
これが起業家にはよいかと思っているが、どうか。
結果は我が身を持って実証したいと考えている。
なお、お金を稼ぐこと自体が大好きだ!と言う起業家についてはこだわりとお金が両立する。素晴らしい。